つづき
整備士になったきっかけ1より
職業体験2日目、また暇な僕たちは朝から休憩室で漫画を読んでいた
今日は店舗の全体会議があるということで、一緒に参加させていただけることになった
店長が司会をして会議が始まった
店舗の業績やこれからどのように目標を達成するなど、どの会社でも当たり前のような内容でどんどんと会議が進んでいく
会議の終盤で総務の担当から給料ベースが1人平均5000円減らされるという会社本部からの通達が報告された
報告とともに店長が会議を締めくくろうとした瞬間
いつもは温厚そうな工場長が声を荒げて総務の担当に声をかけた
理不尽な減給に対して何も本社に反論せず受け入れた店長に対しても激しい怒号が飛び交った
工場長は仲間の為に必死で店長に抗議した
「仲間の生活のため決して受け入れられない」と
中学生である私たちがその場に居ることを誰もが忘れていた
ふと工場長が気づいてくれて、恥ずかしいところを見せてしまったと何度も謝ってきた
中学生からみたその風景は衝撃的だった
まだ働いて給料をもらったことない人間からすると、絶対に将来この職業に就いてはいけないと確信した
整備士へなったきっかけ3へつづく


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